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職人インタビュー
日本酒博物館から蔵人への独占インタビューについて
日本酒博物館では単純に「お酒を飲み、味わう」だけではなく、自分の精神や命を削りながら日本酒を造っている職人さんの思いや生き方を知って「より深く日本酒を感じて頂きたい」という思いから、商品取り扱いのある各蔵の職人さんへ質問させていただきました。一様に日本酒といっても生産される地域はもちろんのこと、理念や作り方なども各々違いますので、各蔵人の思いや生き方を感じて、あなたの気になる蔵を見つけるお手伝いが出来ればと思っております。今後、ロングインタビューも掲載予定!
千代菊株式会社
酒蔵:千代菊
場所:岐阜県羽島市
杜氏:片野義人さん
取材日時:2015/11/26
岐阜県長良川近郊、冬の早朝3時半。まだ外は漆黒の闇に包まれ、吐いた息が白くなる中、淡々と片野杜氏の酒造りは始まる。17年間杜氏を勤められている片野杜氏はシーズン中、毎朝休むことなく蔵へ出向く。酒は生き物であり、毎回が真剣勝負だという杜氏のまなざしはまるで子を育てる親のよう。酒造りのモットーとは?今年の千代菊の酒の出来栄えは?片野杜氏の生の声をお伝えする、短編ドキュメンタリー。
千代菊は、木曽川と長良川に挟まれた岐阜県羽島市にあります。酒造用水は地下128mから汲み上げる清流長良川の伏流水で、カルシウムなどの無機質を適度に含んでいます。この清らかな名水が千代菊ならではのまろやかさを生み出しているのです。また、歴史と伝統に培われた技量が醸し出す美濃の銘酒たち。有機認定米100%のお酒造りに取り組んだ、全国新酒鑑論会『金賞』受賞回数15回の実績を持ちます。さらにモンドセレクション2年連続金賞!!有機純米吟醸酒や大吟醸、純米・吟醸酒・季節のお酒など様々なラインナップでファンを1年中楽しませてくれる名酒蔵です!
Q.なぜこの仕事についたのですか?
自分の手で思い通りに造った酒が呑めると思ったから。
Q.師匠はどなたでしたでしょうか?
越後杜氏 風間保雄さん
Q.蔵の良さ、他の蔵にはここは負けない点など教えてください。
明るく仕込みがやりやすいように自分で改造し、8月の暑い時期から翌6月までの長期間、季節限定・無濾過生原酒などの仕込みをしています。
新米が獲れたらどこよりも早く酒を仕込み、どこよりも早く店頭に並ぶよう出荷しています。
Q.あなたにとって日本酒とは?
アルコール飲料の中で、一番美味いものが日本酒だと思っています。
Q.日本酒の作り手として目指しているものを教えてください。
アルコール飲料の中で、一番美味いものが日本酒だと思っています。
Q.昨日、仕事を終えて飲んだお酒は?(種類・銘柄や美味しかったポイント)
2月に蔵出された寒造り新酒生酒を冷蔵庫で冷やし、生酒の風味を味わいながらグラス一杯楽しむ。
その後、辛口吉生貯蔵の300mlの冷えたのを呑んだ。寒造り新酒生酒は生酒のフレッシュ感がありながら、旨みが乗ってきていて美味い。
吉生貯蔵はのど越しがよく、スーッと入っていく感じがたまらない。