特定非営利活動法人 日本の酒造り文化伝承連合会(以下、NPO)は2018年12月19日、
秋田県の杜氏組合『山内杜氏組合』に、日本酒の造りの文化や技術の保護および発展、
蔵人の雇用の拡充支援に役立てていただくことを願い、
寄付金200万円を贈らせていただくとともに、その「寄付目録贈呈式」を、
同日、秋田県横手市 浅舞酒造にて執り行わせていただきました。
なお杜氏組合への寄付による支援は昨年続き2例目となります。
当日は県内のTV局・ラジオ放送局・新聞社などのメディア様も取材に来ていただき、
世界で日本酒の素晴らしさが脚光を浴びる一方、造り手の減少が案じられ、
今回の支援がどのように日本酒業界の発展に貢献するのか注目と大きな期待を抱かれています。
当NPO理事長より、山内杜氏組合の照井俊男組合長に目録が手渡せられると、
「造りの技術の伝承を講習会や映像の作成などに活用させて頂きたい、
なお一層お客様に支持される旨い日本酒づくりに活かしていきたい」
と抱負を述べられ、
理事長は「寄付による支援だけでなく、人的な支援を含め日本酒造りの文化の発展に貢献したいと、
より一層連携と協力の絆を深めたいと」述べました。
文注:杜氏組合とは・・・日本酒の酒造技術者である「杜氏」で形成された組合 山内杜氏組合は1600年代は約600人が杜氏として活躍していたが、現在は157人にまで減少している。