『山内杜氏組合』に寄付金を贈らせていただきました。

特定非営利活動法人 日本の酒造り文化伝承連合会(以下、NPO)は令和2年11月6日、秋田県の杜氏組合 「山内杜氏組合」に日本酒の造りの文化や技術の発展および保護、蔵人の雇用な拡充支援に役立てていただくことを願い、寄付金100万を贈らせていただきました。

昨年度までは秋田県横手市にて「寄付目録贈呈式」を執り行わせていただいておりましたが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大のリスクを考慮し、贈呈式や各メディア様の取材も中止とし、山内杜氏組合への振り込みのみとさせていただきました。

なお山内杜氏組合への寄付による支援は今回で3回目となります。

世界では日本酒の価値が認められ、その素晴らしさが脚光を浴びる一方、造り手の減少が案じられ、今回の支援がどのように日本酒業界の発展に貢献するのか注目と大きな期待を抱かれています。

山内杜氏組合の照井俊夫組合長は「コロナ渦で業界が厳しい最中に寄付をいただいて本当にありがたい、令和4年に山内杜氏組合が100周年を迎えるにあたり、歴史をまとめた本の編纂や記念事業を行うための資金として、また、これからの日本酒業界を支える人材の育成に活用させていただく。積極的に若い蔵人に酒造技術の伝承を行いたい」と抱負を述べられました。

文注:杜氏組合とは・・・日本酒の酒造技術者である「杜氏」で形成された組合 山内杜氏組合は1600年代は約600人が杜氏として活躍していたが、現在は157人にまで減少している。